<学生情報> 鈴木 魁(すずき かい)さん:慶應義塾大学に所属。部活動のボードに力を注ぎつつ、並行して就活を開始。翌年1月に、志望していたITベンチャー企業にて内定を獲得、就活を終了。
<担当キャリアアドバイザー> 井田 千尋(いだ ちひろ)さん:新卒でキャリアデザインセンターに入社。中途採用向けの求人広告を約2年経験し、新卒紹介事業へ異動。自身も就活時に新卒紹介サービスを利用していた経験もあり、学生と同じ視点から就活のアドバイスを行うことを心掛け、1人ひとり親身になって、学生が本音でファーストキャリアについて考えられるようサポートしている。
部活動であるボートにほとんどの時間を割いていたため、就活との両立に悩んでいたと語った鈴木さん。キャリアアドバイザーとの面談や、面接対策時のポイント、内定先で入社を決断した理由など、ご自身の就職活動について、お話をお伺いしました。
■ 部活と就活の両立に苦戦
―就職活動を開始した時期はいつ頃でしたか?
鈴木魁さん(以下、鈴木):大学3年の9月頃から、サマーインターンに応募し始めたのが最初だと思います。ただ、もうインターンの受付を終了している企業もあったので焦りました。
大学では、部活動であるボートにずっと力を注いでいて、なかなか就活する時間がありませんでした。基本、1週間で練習が無い日は無くて、年間の約300日は合宿所で生活をしていました。同期の皆も、睡眠時間を削って、少しずつ就活を始めていましたね。
―力を入れている部活と就活を並行して進めていくのは、かなり大変そうですね。
鈴木:そうですね。それでもなんとか就活を進めようと、まずは部活の先輩から就活の話を聞いたりしていました。エージェントサービスを使っていた先輩もいて、「そんなサービスがあるんだ」とそこで初めてエージェントサービスを知り、自分も使ってみたいなと思っていたんです。
■ 自分が知らない良い企業が知りたい
―鈴木さんは、type就活エージェントのセミナーにご参加いただいていたんですね。
鈴木:そうです。インターネットで就活について調べていたときに『早期にエントリーすべき優良企業紹介セミナー』を見つけて参加しました。
―ご参加いただきありがとうございます。参加しようと思った経緯は覚えていますか?
鈴木:大手企業含め、とりあえず企業の説明会には参加してみたものの、どうもしっくりこなかったんです。でも部活にかなり時間を割いていたので企業選びの限界を感じていました。ゆっくり時間をかけて企業を見ることもなかなかできない上に、採用活動をしている企業はめちゃめちゃ沢山あるんですよね。
企業選びに悩んでいたタイミングでセミナーを見つけたので、とりあえず参加してみようとエントリーしました。誰もが知ってるような企業ではなく、エージェントならではの良い企業情報をセミナーで入手して、効率的に企業選びがしたかったんだと思います。
―実際に参加されてみて、いかがでしたか?
鈴木:これまで自分があまり見てこなかった業界や企業を紹介してくれたので、非常によかったです。とても新鮮でした。そこで、キャリアアドバイザーの井田さんと会って、もともとエージェントサービスを使いたいと思っていたので、面談の予約もさせていただきました。
■ 『相手にイメージさせる』面接での伝え方
―アドバイザーの井田との面談ではどんなことを話しましたか?
鈴木:会社の選び方はもちろん、志望動機の組み上げ方なんかを、井田さんと話しました。そうやって話していくうちに、少しずつ効率的な就活の進め方を理解することができた気がします。
僕は、運動部に所属しているので『体育会系でのチームワークやリーダシップの経験を話せたらいいね」ということになって、そういったことを活かせるような具体的な仕事について話をしてくれました。自分の経験に合った仕事を紹介してくださったので、すごくイメージもつきやすかったです。
―紹介企業の選考に進むにつれて、面接対策などは利用しましたか?
鈴木:利用しました。対策いただいた方は別の方でしたが、頭の中がリセットされて、本当によかったです。それまでのガクチカや、志望動機を1回振り返ってみて精査したことが、僕には凄くためになりました。
面接では、体育会で活動したことをガクチカとして言おうとしていたんです。でも面接対策の際、全体を包括的に満遍なくの説明だとインパクトに欠ける、という指摘を受けて、ストーリーを持たせて、もっと具体的に数字も入れて、相手にイメージさせやすいように話してみよう、ということになって、面接で話す内容も変えました。そこでもう1回内容を考え直して、しっかりアウトプットできるような状態で面接に挑むことができました。
対策の時間に整理した情報を、その後メールでも送ってもらったので、振り返りもしやすかったですし、本当に対策をお願いしてよかったです。
■ 活動的な社会人でありたい
―内定先に入社決定した理由はなんですか?
鈴木:内定先企業の志望度が上がったのは、会社説明会のときに社長が「もし選考に進んで入社をしてくれるなら、僕たちは社員1人1人を必ず育てます」と言っていたことですね。僕にとってすごく印象に残っていて、最初にいいなと思えた点でした。
次に会社の規模感です。僕はライフワークを回していくだけの日々では無くて、責任感のある仕事をして活動的な社会人、人生にしたいと思っているんです。社員がたくさんの企業だと、どうしても自分の存在感がその分薄れてしまいがちですが、少人数の規模感の方が、一人ひとりの社員にかかる責任感や重みも大きく、より活動的な日々が送れるんじゃないかなと。
あとは、会社って結構たくさんある中で、出会えたもん勝ちというか。同期の人たちも言ってましたけど、ご縁っていうところも重要な要素であると思ってるんです。沢山の企業があるし、もしかしたらもっと探せばより良い企業に出会えたかもしれないですけど、それを考え出したら、就活ってどこまでやっても終わらない気がするんですよね。あとは気負わず、あんまり深く考えず、決めたことをやりきってみる、っていうのが大事なのかなと思って入社を決めました。
▼ 鈴木さんの就活スケジュール
- 大学3年/9月:就活を開始。type就活エージェントの就活セミナーに参加。アドバイザーと出会う。
- 大学3年/10月:アドバイザーとの個別面談に参加
- 大学3年/1月:第一志望のITベンチャーにて内定獲得。就活終了。
▼ 鈴木さんがエントリーしたtype就活コンテンツ
- type就活フェア スカウト選考 in 東京
- 早期選考直結型マッチングイベント
- 早期にエントリーすべき優良企業紹介セミナー
- キャリアアドバイザーとの個別面談