こんにちは!type就活事務局です。
2023年になり、冬インターン、本選考の準備、
早い企業様では25卒の採用設計と、忙しい日々をお過ごしのことかと思います。
今回の記事では、2022年12月時点でのtype就活24卒学生の属性や、動向
また、早期に動き始めている25卒学生の動向について
最新の登録状況をご紹介いたします!
以下はtype就活会員の登録推移です。
全体的に、前年比を超す形で推移しております。
22卒(灰色の線)が5月の時点で急激に登録数が上がっていますが、こちらはコロナウイルスの影響で合同説明会がオンライン化された影響だと考えられます。
また3月までの登録数に関して、24卒学生は3305名となっており、3年生になる前から早期に就活を始めている学生が年々非常に増えていることが見て取れます。
25卒学生も現時点で1700名程度登録があり、すでに20卒の登録人数を越えています。
ここからは24卒の詳細な属性データです。
登録学生の学歴比率は以下となります。
ハイクラスと呼ばれる、早慶旧帝大クラスの学生が全体の26%を占めています。
以下のグラフはハイクラス学生(早慶旧帝大)の登録推移です。
24卒は23卒と比較して、3月・4月の早期の時点での登録数が多く、1000名近く差がありました。
上記データからも、24卒は23卒よりもハイクラス学生の動き出しが非常に早くなっています。
ですが11月以降の登録も多く、特に本選考情報解禁直前の2月には1月の倍近く登録が増えています。
ハイクラス=早期に就活を開始している というのは確実ではあるものの、選考情報解禁に合わせて就活を始める上位校学生も一定数いることが分かります。
下図は登録学生の文理比率です。
文系学生が全体の6割程度を占めています。
下図は、文理登録数の推移です。
理系学生の登録は、23卒を上回ったまま増加傾向にあります。
文系学生は8月頃に一度23卒を下回っていますが、10月以降は回復しています。
23卒では2月に文理共に増加していますが、こちらは3月の情報解禁に備えた合同説明会を開催していることが要因の1つになります。ここから新たに就活を始める学生層は一定数いるため、諦めずにしっかりと学生との接点をもっていきましょう。
最後に志望業界の登録割合です。
コンサル志望の学生が多く25%、次いでIT志望の学生が多い結果となりました。
文理の登録は、文系が多く70%程度のため、視野を広げてIT業界を志望する文系学生が増えていると考えられます。
ここからは25卒の登録属性についてです。
2022年12月までの25卒学生の登録人数は全体で1790名となっております。
2021年12月時点での24卒の登録人数は1335名だったため、
25卒学生の動きだしの早さが見て取れます。
下記にて属性を24卒学生と比較してまいります。
※25卒(2022年11月末までの人数)、24卒(2021年11月末までの人数)を比較しております。
文理比率は以下となりました。24卒と比較して文系の登録割合が増えています。
理系は24卒と同様29%程度でした。
文系学生の方が就活の動き出しが早いことが分かります。
男女の比率は以下となりました。昨年と大きな変化はありませんが、男性の割合が約2%ほど増加しています。
就活を始めるタイミングは女子学生の方が若干早いようですが、25卒では男子学生も動き出しが早くなっています。
登録学生の学歴比率については大きく変化はなく、推移しております。
下図は、登録時に入力いただいた「志望業界」のグラフです。
※複数選択可、任意項目
24卒と比較して、「その他」の割合が大きくなっていますが、早期に動く印象の強いコンサルやIT、上位校学生に人気の商社を志望する学生数には大きく変化が見られないため、それ以外の業界を志望する学生も早期に動き始めたことから、相対的に志望する学生比率は減少したと考えられます。「その他」の業界では「広告」を志望する学生が多く約30%程度でした。
こちらも志望業界同様に「その他」の割合が増えていました。
「その他職種」内では、企画職やマーケティング職を志望する学生が40%程度を占めていました。
ここまでお伝えした通り、年々学生の動き出しが早くなる傾向がある一方、学業に関して言うと対面での授業を再開する大学も多く、今後、就職活動やインターンシップに充てる時間が相対的に少なくなることが予測されます。
学生目線で考えると24卒においては、説明会や選考に参加する企業を絞って活動しなければならなくなりますし、25卒においてもサマーインターンシップ時点から絞り込みの傾向が強くなっていくと考えられます。
絞り込みの傾向が強くなるということは、「どれだけ早く接点を持てるか」、「少ない接点でどれだけ興味喚起できるか」が今後の母集団形成における重要なポイントになることは間違いありません。
その上で
①媒体やイベントなど、どのような施策を用いて認知度を上げていくか ②どんな内容でターゲットに対して訴求し、興味換気をしていくか
この2点をどれだけスピード感をもって設計出来るか、が採用成功に大きく繋がってくると考えられます。
24卒と25卒が平行して動くこの時期が一番大変かと思いますが、今回の記事が参考になりますと幸いです。