<写真左> 畑 英伸(はた ひでのぶ)さん:専修大学商学部一部に所属。大学3年の冬という早いタイミングで、第一志望企業の内定獲得、そして就職活動を終了。
<写真右> 鈴木 翔(すずき しょう)さん:外資系Webベンチャーにて営業職を4年間経験後、キャリアデザインセンターに入社。 管理職部門で中途採用向けの人材紹介営業・キャリアアドバイザーを経験。現在は、新卒紹介事業「type就活エージェント」のキャリアアドバイザーとして、学生をサポート。コンサル業界の中途採用・転職支援をしてきた経験から、IT/Web業界やコンサル業界、業界問わずベンチャー企業への関心が高い学生のアドバイザリーを得意としている。
一般的な就活スケジュールと比べると、大学3年の冬という早いタイミング就活を終えた畑さん。しかし、数ヶ月前の夏頃は就活に対してとても悩んでいたそう。type就活エージェントサービス利用に至った経緯や、早いタイミングでの就活終了を決断した理由など、ご自身の就職活動について、お話をお伺いしました。
―就職活動を意識し始めた時期はいつごろでしたか?
畑英伸さん(以下、畑):大学3年の初めくらいから「やらなきゃいけないなぁ」と思っていて。そう思っていたタイミングで、5月頃に友人が就活イベントに誘ってくれたのが一番最初のきっかけでした。
その頃は、やならきゃと何となく思っていたものの、志望業界や職種など本当に何にも決まっていなくて、自分の中で結構漠然と、有名なところ、大きいところにいけたらいいかな、ぐらいに思っていました。あんまり何にも考えていなかったですね。
ただ、2〜3個上のアルバイトの先輩から「このくらいの頃には就活始めておいた方がいいよ」とアドバイスをもらったとき、その先輩は早稲田大だったんですけど、自分は専修だったので「先輩より早い時期からやってないと、学歴的に勝てないんじゃないか…?」というような不安が強くなりました。
―その後、サマーインターンではどこかエントリーしましたか?
畑:サマーインターンは利用しませんでした。1dayのインターンは自分のためにならない気がしたので、選考がある、かつ参加をして自分のためになるインターンを選んで応募をしていたんです。応募企業が少なかったこともあって、インターン選考が受からず、上手くいっていない実感がありました。
―選考に受からない、ということに焦りを感じていたんですか?
畑:受からない、ということはもちろんですが、そもそも、行きたい企業が見つからないことが一番の悩みでした。自分が何をやりたいのか分からなくなっちゃって。漠然と、大きい企業に行きたいなと思っていたけれど『それはなんでだろう』と思ったり『本当はどんなことしたいんだろう』というところが自分の中で不明確になって、自分の中で完全に行き詰まっていました。そのタイミングで、type就活エージェントの個別面談サービスにエントリーしました。とにかく話を聞いてもらいたいっていうのが大きかったです。
―「就活について相談したい」という気持ちが強かったんですね。
畑:そうですね。自分のアルバイト先が塾だったんですけど、塾に通う高校生も同じような状況の子がすごく多いんです。勉強しなきゃいけないのは分かるけど、どうしたらいいか分からない、そうやってずっと悩んでいる子が結構多いんですよ。自分はその時間は無駄だと思っていたので、じゃあ今就活で行き詰っている自分は速攻動かなきゃと。とりあえず面談で話を聞いてもらって、解消できるものがあれば、それを使って解消していこう、というイメージでした。
―行動力がありますね…!個別面談サービスを利用する上での不安はありませんでしたか?
畑:面談サービスがエージェントサービスということに気づいたのはエントリーした後だったんです。ネットで『就活エージェント』を色々と調べると、すごい勧めてくるようなサイトもあれば、逆にすごい批判するようなサイトもあったので、正直最初は不安もありました。「上手く使ってやろう」と思っていましたが、とんでもないところを紹介されるんじゃないのかっていう(笑)
でも、担当してくれたアドバイザーの鈴木さんに就活の現状を聞いてもらって、自分はどういう人間なのかっていうところから、どんな業界の、どんな雰囲気の企業が良さそうなのかをしっかり見定めることができた気がします。面談するまで不安もありましたが、沢山話を聞いてもらって、どんな業界や企業を選ぶべきなのか、そのためにはどうするべきなのかを整理することができました。
そこから、いくつか企業も紹介してもらって、紹介してくれたところも合ってるなと思えたので、「ここならしっかり使っていけるな」っていう信頼感に繋がりました。
―最初は漠然と大手企業を志望していた、とのことですが、志望する業界や企業について、どのように変化がありましたか?
畑:大企業のことを調べていったときに、やはり平均的に下積みの期間が長いことを知って。その時、自分としてはどちらかというと、そういうものを望んでいないなと思ったんです。あと、現実的に、自分が今持っているもので大企業に入れるのか、実際もしその大企業に入れたとしても、自分の中で、その大企業でやりたいことってそんなにないのかな、とも思ったんですよね。であれば、1~3年目くらいの近い将来で、裁量権を持って幅広い経験を身につけて、この先具体的にやりたいことを見つけられたらいいなと思い始めたタイミングで、比較的ベンチャー気質の企業を鈴木さんから紹介してもらったんです。そして実際説明会にも行ってみて、そこで「やっぱり自分はベンチャーの方が合うな」と実感しました。
―その後、紹介企業の選考に向けて、アドバイザーとの面接対策サービスは利用しましたか?
畑:面接対策は、最終面接が近くなってきたタイミングで利用しました。面接対策としての面談は2〜3回くらい、あと選考を受けている企業側でメンターさんがついてくれたので、それを利用したのが多かったです。でも、企業のメンターさんも少し気を遣うところがあったので、エージェントサービスで練習する方が、気持ち的には良かったです。
―面接の練習とはいえど、メンターさんも企業の人だし、ちょっと良くしとかなきゃ!って思いますよね…(笑)ちなみに、人によっては、面接対策に対して恥ずかしかったり気が乗らなかったりする方もいるんですが、そんな気持ちはありませんでしたか?
畑:塾のアルバイトでは契約の面談とかもやっていて、そのロールプレイングの練習とかもやっていたので、抵抗はありませんでした。アドバイザーの方との模擬面接はすごく為になりましたね。
―具体的には、どんな点がよかったんでしょうか?
畑:フィードバックがあったところと、自分の中で喋りたい情報を全部伝えて、そこから整理して、じゃあどういう風に話していこう、と整理してくれたのがとても助かりました。一次面接、二次面接、三次面接あたりまでは、特に対策せず、自分流にやっていたんですけど、フィードバックをもらう度に「話が長いね」って言われて。自分でもずっと感じていたんですけど、なかなか直せてなかったんですよね…。
そこから先の面接は、練習を一緒にしてもらって。で、構成とかも考えて。そしたらすっきりした話ができるようになりました。企業の面接の雰囲気と合わせて、向こうから引き出してもらうことを意識したりしていたので、それがすごく効きました。
― 一般的に就活のピークはまだこれからだった思いますが、大学3年時の12月に入社先を決めて、早く就活を終えることに不安はありませんでしたか?
畑:不安は特にありませんでした。今の自分が入れる一番いい会社はここなんじゃないか、と思っています。確かに、まだ説明会に行っていない企業もあったんですけど、内定先は、自分のマインドとも合っているし社風も理想でした。
「自分よりレベルの高い人と仕事がしたい」という気持ちも強かったのですが、内定先での選考ですごいなと思える人と沢山会えましたし「ここに入って自分も戦っていきたい」と思える会社でした。
最後は、「人のために」ということがモチベーションにつながっていると自分自身実感しているのですが、自分のモチベーションの原動力と内定先の企業理念が非常にリンクしているなと感じられたことが決め手でした。理念が自分の中のもので一番しっかり、スッと入ってくる所があり、ここまでいいなと思える会社って、他に探してもそんなにないなと思ってすぐ承諾しました。
―就活を振り返って、個別面談・tyoe就活エージェントサービスを利用する前と、してからの就活はどんな風に変わりました?
畑:相談する相手ができたので、不安の解消は結構すぐされるようになりました。自分に自信を持って就活ができるようになったというか。自分の中で、「これは相談してこうだったからこういう選択でいいんだ」って、自信を持って選択できるようになりました。相談して、分かっている人から背中を押してもらえるのがすごく良かったですね。自信を持って選択して行けるので、態度とか表情とか…、それも面接とかで出たんじゃないかなと思います。不安になりながら答えてるのではなくて、自信を持って答えられていたので。その変化が一番大きいですね。
▼ 畑さんの就活スケジュール
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